秋田県 角館でゆったり武家屋敷をめぐる
角館へ向かう道は田んぼの中の1本道。
遠くに真っ青な空と真っ白な雲、真昼岳が見えます。
田舎道から突然少し開けた街になたったところに角館がありました。
大きな駐車場があったのでそこに入ると街のマップがもらえました。
マップ片手に散策スタート。

武家屋敷は全部で6軒ある中4軒は無料で開放していますが屋敷に上がれず外から見るだけが多いみたいです。

角館は武家屋敷が多く残っているので小京都と言われるらしいですが、京都と違い道幅も広くゆったりとしています。
時間までもゆっくり過ぎていく感じがします。緑が多く静かなので落ち着く街ですね。

今は10月なのにアジサイきれいに咲いていました。
角館は桜並木が有名なんですよね。
桜の季節は人が多くて観光するのも大変でしょうから多すぎず少なすぎずの混み加減がちょうどいいです。

映画「たそがれ清兵衛」のロケに使われたそうですよ。
敷地内の木の大きさにびっくり!歴史を感じますね。
岩橋家は無料で見学できますが屋敷には上がれず周りから見るだけです。それだからこそ保存状態がいいのかもしれません。


公開されている武家屋敷のほかにも武家屋敷や古い商家などあるのですが、人が住んでいたり重要文化財なので非公開になっているようです。

とにかく立派ですね

道の先には庭園がありました


立派な武家屋敷ばかりです。
武家屋敷はこの他に石黒家と青柳家が有料、松本家と小田野家が無料で見学できますが公開時期が限定されている屋敷もあるので調べてから行くといいと思います。
ほとんどが4月上旬~に公開となっています。

武家屋敷のほかに武家屋敷資料館(300円)と角館外町史料館たてつ(無料)を見学しましたが後者はお土産屋さんにつながっているというトラップでした。
せっかくなので角館の伝統工芸、桜の樺細工のお茶筒をお土産に購入しました。
桜の皮には抗菌作用があるらしいですよ。
ひとつひとつ手作りで皮の模様が違うので選ぶのに相当時間かかりました。

歩いていると香ばしい匂いがしてきたので行ってみます。

五平餅みたいな感じですね。美味しいです。
お昼は稲庭うどん、そしてきりたんぽ、残すは比内地鶏だけですね。
秋田来たからには食べたいですねえ。

関東に比べたらとても寒いけれど紅葉はまだ先のようです。

青柳家は武家屋敷の中で一番大きいと思います、敷地3000坪ですってよ。

本物の刀はかなりの重さでした。
こんな重いもの腰に下げたり、振り回していたなんてお侍さんはすごいですね。

青柳家と親戚の小田野直武は杉田玄白の「解体新書」の挿絵を描いたことで有名らしいです。
その挿絵を見学しましたがなかなかのリアル感でした。

スタッフの方が建物の説明をしてくれました。

日の光を計算したうえで作られた欄間の亀の透かしなど、昔の高い技術がうかがえますね。
夕方になってお腹すいたから比内地鶏の鍋か焼き鳥食べたいと思って店に行ったら閉店していました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
武家屋敷が閉まる時間に合わせて閉店しちゃうみたいです。残念!