創業二百年の老舗宿 深澤温泉 元湯石屋のすごさ
北陸の旅2日目の宿は金沢 深澤温泉 元湯石屋。江戸時代から続く宿で加賀藩とゆかりがある。昔らしい佇まいが外国人観光客にも人気らしい。同日ヨーロッパ系のカップルが宿泊していましたし。
創業が寛政元年という老舗宿。さぞかし敷居が高いかと思いきや、迎えてくれた仲居さんの笑顔にさっそく癒される。話し方も穏やかで温かみがある。
孔雀の間に通される。部屋に囲炉裏がある・・・。
座椅子の横には肘掛けまである・・・。お殿様の気分ですわ。「余は満足じゃ。」
古い宿ですが掃除が行き届いていて清潔感がありました。トイレタリーに関しては昔ながらという感じでしたが、これだけの歴史のある宿ならではですね。
旅の疲れを癒すのはやっぱり温泉。こちらの温泉は美人の湯と呼ばれているそう。早く入らなきゃね。
源泉を汲んでそれをシートパックできるものが入っていました。女性には嬉しいですよ、これは。そこまで温泉の効果に自信があるってことですよね。
温泉の後は、お楽しみの夕食です。金沢の新鮮な食材を使った加賀会席料理でした。
仲居さんが一品ずつ丁寧に素材や料理の説明をしてくれたので、さらに美味しくいただくことができました。生麩初めてだったのですがその美味しさにハマってしまいました。
後から後から美味しい料理が運ばれてくるので名前とか忘れてしまったけど美味しかったことだけは覚えてる。
朝採ったばかりの新鮮な筍ですと、メニュー以外に出してくれました。ここまででもうお腹が破裂しそうなほどでしたがこちらも美味しくいただきました。
おいしゅうございました!
ここ元湯石屋には能舞台があるというので楽しみにしていましたが夕飯後は疲れてしまい、温かいお布団でぐっすりでした。
翌日は朝からバタバタして結局 能舞台は見られず・・・。せっかく来たのに残念でした。
宿全体が古美術館のように楽しいので連泊できたらよかったなぁ。