山形随一の名勝地 山寺へ筋肉痛覚悟の参拝
昨日は宮城蔵王から山形蔵王へやってきて天童温泉の道の駅に車中泊しました。
夜中に急に腹痛に襲われて一人で真夜中に道の駅のトイレへ。
少し電気がついているとはいえ、さすがに女子一人で真夜中のトイレは怖かったです。
そんなこんなで少々体調不良でのスタートです。
今日はちょっと雲の多い天気です。
道の駅 天童温泉は大きな道の駅で足湯があります。
名前に温泉が付いているけど日帰り温泉はないのがちょっと残念。
近くの日帰り温泉の案内はしてくれます。今日はこれから少し戻って山寺へ参拝に行きます。
山寺というだけあって山の上に建っているらしいので、この位のうす曇りの天気が歩くにはちょうどいいかもしれませんね。
リンゴ畑の間の道を通って山寺へ来ました。
離れた場所に観光駐車場があったようですが近くの有料駐車場へ停めました。1日500円。
「あそこまで登るんですよ」「今日は登りやすいですよ」と駐車場のおばさんが軽く観光案内をしてくれる。
お天気も回復して観光日和となってきました。
参道のお土産屋さんでは杖のレンタルがありました。こういう階段を何段も登るからでしょうね。
真夜中の腹痛で朝食も食べなかったので、歩く前にちょぴっと腹ごしらえを。
こんにゃく食べて少し元気になったので、頑張って登るぞ~!黙々とね。
山寺のある頂上?からは絶景が見られるらしい。
1015段もあるんだって!108段ではないの?
なんかたくさん見どころがありますよ~。見たいけど体力持つかなぁ?
この辺りはまだ平地。山門の先からいよいよ階段をひたすら登ります。
山道と違い、階段をのぼるのはさらにエネルギー使いますね。
ちょっと登ると息切れして心臓バクバクしちゃってなかなか進めないので連れとは別々に登ることにしました。
目的は奥の院・大仏殿です。
何段、階段を登ったかな?
目的地の半分くらいにある仁王門です。
ケヤキづくりの門の両側に仁王像がまつってあります。この先奥の院までずっと階段を登ります。たどりつけるかなぁ?
人が多くなって階段も立派な感じになってきた、奥の院 近いかも?
やっと奥の院へたどり着きました。ちょっとここで一休みしてからさらに先にある五大堂へ向かいます。
五大堂からの眺めが絶景らしいのでここまで来たら見なくちゃね!
駐車場から見えた小さなお堂はこれだったようです。貴重なお経が納めてある納経堂です。
それにしてもすごい所にあります。断崖絶壁とはこういうこと。
五大堂は高台に建つ舞台式のお堂なので景色が見渡せます。
絶景?とまでは行かないけれど山の間の盆地なんだなぁという地形がよくわかりました。
私には絶壁に建つお堂の眺めの方が絶景でしたよ。
山の中にポツポツとあるお堂見えますか?あそこは一般人は入れません。
修行僧だけが行ける場所らしいです。それにしてもどうやってあんなとこまで行くの?
行くまでも修行って感じしますね。
お寺や神社って山の中とか高い所にあることが多いですよね。
簡単には行けないところというか。ここ山形の山寺はまさに修行の場なんだって思いました。
神聖な場所に一般人の私たちも参拝させてもらえてありがたいことです。
日本を旅した俳人、松尾芭蕉が『閑けさや岩にしみ入蝉の声』の俳句をここ山寺で詠んだらしいです。
行きは階段登るの必死であんまり景色見ていなかったけど、下りはちょっと余裕です。
自然がいっぱいで紅葉も緑も美しいです。
どうやって池の真ん中まで行ったのだろうか?
店内には外人さんが多かったです。
山寺を下ったところにあったお蕎麦屋さんで山形名物の板そばをいただきました。
一般的な蕎麦より細めでコシが強くて美味しかったです。
山寺へは片道40分かかりました。朝は体調不良だったので登れるか不安でしたが、お天気も景色もよくて自然と元気になり、行って帰ってくることができてよかったです。
膝がちょっと笑っていますが・・・。